結果を出そうと急ぐこと(エンド・ゲイニングという考え)と英語の学習

アレクサンダー・テクニークという、特殊な(?)レッスンをご存知でしょうか?私は聞いたこともなかったのですが、体を上手に使うために体の動きに注目し、痛みを軽減したり、音楽を快適に演奏しやすくしたりするようなもののようです。東京で友人がやっていて、以前から話を聞いていたので興味本位で私も少しかじってみています。好奇心旺盛な性格です・・・。

 

その考えのひとつに、エンド・ゲイニングという考えがあることを知りました。endは「目的」で、gainは「獲得する」なので、目的を獲得するという意味ですが、目的を獲得しようと急ぐあまり、苛立って不自然な動きをし、逆に獲得できなくなってしまうような状況を指すのに使われる言葉のようです。

英語の学習の話ではないのですが、英語学習にもあてはまりますね。良い結果を出すには、結果にとらわれた状態から自分を解放し、目的を獲得するためのプロセスを考えながら着実に目的に向かう必要があります。

 

「千里の道も一歩から」と言いますが、急ぐあまりに大きな歩幅で走って転んでしまうのはエンド・ゲイニングの落とし穴。

 

かといって、あまりにテクニックに凝って千里の道を超正しい(笑)ミリ単位の歩幅と超正しい呼吸法でひたすら突き進むのもしんどそう・・・。

 

千里の道は、一歩一歩の動きに注意しながらも、景色や空気も楽しんで歩めば自信が湧き、すんなり目標を達成できそうです。

 

英語もそんな気持ちで学習してみてはいかがでしょうか?ウェリーズのコンセプトの、「日常的で持続可能な発見の喜び」に通じる気がしました♪