映画で英会話:「トイレット」から今回は一般的で使える会話(+TOEIC)

前回に引き続き、受講生の方が貸してくださった「トイレット」というの映画で会話を学びましょう。 (前回のちょっと変わった英語はこちら)今回は、もっと一般的で、使える表現を選びました。

 

登場人物の引きこもりの弟が、4年ぶりに家を出てバスに乗ったら、ウワサ好きでおしゃべりの同級生の女性に会ってしまったシーンです。初めはお互いバスの中の乗客なので、今回は、前回と違って典型的な会話になります。

 

荷物を両手にバスに乗ってきたその女性が、彼の隣に座ろうと近づき、彼に言います。

①"Do you mind?"  「いいかしら?」

 

はい、これだけです。「ここに座ってもいいかしら?」まで言わなくて大丈夫なんですよ。 何かかしら仕草をつけて、"Do you mind?" で「いいかしら?」といえば、いろいろな許可を求める表現に使えます。

 

さて、返答はどうなるでしょう?(TOEICPart 2対策です。)

映画の中で弟が言ったのは、典型的な返答

 

②"Not at all." 「どうぞ。」

※発音は 「ナーラロー」のようになるのに注意♪

 

"mind"は「嫌がる、気にする」なので、「嫌ですか?」と聞かれたら、

"Yes"だと「はい、嫌です。」になるので、「どうぞ」は"No"になるんですね。さらに大げさに否定して、"Not at all."「全然嫌じゃない」と答えるのが定番です。

 

見た目は簡単ですが、発音が聞きにくいかもしれません。発音は、あえてカタカナで表記すると、「ナーラロー」みたいな感じです。"Do you mind~?"で「ナーラロー」。典型的なやりとりとしてすぐに反射できるようになりましょうね。発音とセットで記憶すればTOEICのリスニングでもやりとりが想像できますね。

 

そして、隣の乗客が同級生だと気付いた彼女は興奮して話し出します。

 

③"It's been forever!!"  「すごい久しぶり!!」

 

"It' been a long time"は「長い時間が経った」なので「久しぶり」ですが、"forever"「永遠」を使ったらがちょっと大袈裟な感じですね。そんな興奮した台詞で始まった彼女のおしゃべりで、4年ぶりに家を出たひきこもりの彼は"panick attack" パニック発作前回のブログをご参考に)を起こしてしまうシーンでした・・・。でも、親しみを込めて使って頂ける表現でもあるので、ご安心を!

 

ウェリーズでは発音文法もしっかり学んで頂けます♪