ケリー・マクゴニガルさんのTEDトーク:「ストレスを友達にする方法」 "How to make stress your friend"

読解のレッスンでご紹介している "The Willpower Instinct"『スタンフォードの自分を変える教室』)の著者、ケリー・マクゴニガル(Kelly McGonigal)さんのトークがNHKスーパープレゼンテーションで紹介されました。

心臓がバクバクして、呼吸が早くなって「どうしよう!」と感じたことはありますか?

ケリーさんはストレスに対する考え方を変えるように教えてくれます。

 

That pounding heart is preparing you for action.

 

If you're breathing faster, it's no problem; it's getting more oxygen to your brain.

 

バクバクしている心臓(pounding heart)は、行動をとるための準備をしているということです。

 

あなたの呼吸が早くなっても大丈夫です。それはあなたの脳にもっと酸素(oxygen)を送り込んでいるということなんです。

 

なるほど、納得ですね!

 

ケリーさんによると、ストレス反応が助けになるものだ(helpful)と思うだけで、心臓にもいい効果があるそうですよ。

 

Their heart was still pounding, but this is a much healthier cardiovascular profile.

 

It actually looks a lot like what happens in moments of joy and courage.

 

心臓がバクバクしていることに変わりはないんですが、心臓血管の(cardiovascular 分析表はより健康的になります。

 

実際、それは、喜びや、勇気を感じている瞬間(in moments of joy and courage)の心臓の状態に似ているのです。

 

さらに、人との繋がりにもいいことが!

ストレス反応として、オキシトシンというホルモンが分泌されるそうです。

このホルモンは、人を抱きしめたり、助けあったりしたいという気持ちにさせるホルモンだそうです。

 

So when you reach out to others under stress, either to seek support or to help someone else, you release more of this hormone, your stress response becomes healthier, and you actually recover faster from stress.

 

ですから、あなたがストレスを抱えている人に手を差し伸べ(reach out)、助けを求めたり、誰かを助けてあげたりすると、このホルモンがもっと分泌され、ストレス反応(stress response)はより健康なものとなり、あなたは実際にストレスからより早く回復するのです(recover faster from stress)

 

ストレスと上手くつきあう方法が、専門的に、そして面白く紹介されていますね。

さすがです。

 

こんな題材で英語を学ぶと、一石二鳥です。

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安田 祥子

 

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