先日、イギリスやアメリカで大人気となった、上から読んだら暗い詩なのに下から読んだらポジティブになれる英語の詩をご紹介しました。(→こちら)一部のレッスンで解説をしたら大好評で、「みんなが見れるように研究室のデスクに貼っておこう」「清書して貼った」「人にあげた」と仰る方達もいらっしゃいました。
こちらの写真の片岡さんは、これを永久保存にし、高校生の息子さんや姪子さんにも紹介して、清書するつもりだと話して下さいました。レッスンで習ったものの清書は、書きながら習ったことを頭で再現できるのでお勧めです。気に入ったものなら尚更です。片岡さん、さすがです。
ところで、今日は東日本大震災があった日ですが、震災後というタイミングで日本国籍を取られたことでも話題になった日本文学者のドナルド・キーンさんは、瀬戸内寂聴さんとの対談で、日本が震災の復興を後回しにした東京オリンピックの開催に反対されていて、日本への愛情の深い方だと再認識しました。そして、日本で『源氏物語』の作品の素晴らしさを教えずに文法ばかりを教えているのは「犯罪だ」と強く仰っていました。
繰り返します。「犯罪」です!どれほど残念に思われているかが伝わります。ただし、古文の文法なんてやらずに現代語訳を読めばいいとは仰っていません。やり方が犯罪的なのです。
英語も同じだと思います。文法を学んだ先にあるものの素晴らしさに目を向けていないと何の意味も面白みもありません。『源氏物語』のような文学作品のことではなく、「自分が望んでいること」と結びつかなければ、学習のプロセスが面白くなくて当然です。受講生の片岡さんは、毎回のレッスンで文法の学習が役に立つことを実感し、「目からうろこ」と楽しんでおられます。そんな文法学習こそWelliesの目指しているレッスンです。
ちなみに、片岡さんはネイティブ講師のマンツーマン・レッスンに通っていた時より発音もよくなっておられるようで、ネイティブのスクールで英語を習っておられるお友達に指摘されたと喜んでおられました。心斎橋英語塾 Welliesのマンツーマン・レッスンでは、「文法」「発音」「読解」「会話」と、別々のコースをとる必要はありません。ポイントを押さえながら、総合的に学んで頂けます。
→目からうろこの「使える英文法」(片岡さんも登場♪)